第5章:合気道

合気道
1999年 - 2007年:合気道2道場にて
2007年 - :板橋区合気道連盟
2010年11月:初段昇段
2018年11月:弐段昇段
現在:小豆沢道場一般部/こども部幹事、板橋区体育協会代表委員

1.合気道に魅かれた背景
(1-1)大学時代に合気道部の演武を観る機会があった。私とよく似た小柄な人が大きく滑らかに美しい技を掛けていたのに魅かれた。しかし大学1年の時に父親が亡くなり学費を稼がなければならず、家庭教師、塾経営などアルバイトで忙しく、いつか自分も・・と思っていた。(新入社時の初任給は学生時代のアルバイト収入より低かった)
(1-2)55歳の時、板橋区報にT道場の案内を見て、恐る恐る参加。以来事情により当連盟が三か所目の道場である。葛藤はあったが、これも人生の一断章と心している。
(1-3)入門以来20年、75歳の今も健康で、持病なし、薬服用なし、食事制限なし(もちろん自制はあり)。若い時には猫背を注意されていたが、今では歩く姿勢、速度も同年代の中では若く見えると言われることがある。おかげさまで仕事、同窓会活動、ボランテイアなどで忙しくさせていただいている(家内共々であることが嬉しい)。

今までご指導いただきお世話になった方々に、ご恩返しをさせていただくことを幸いとして暮らしていく所存です。


2.合気道に学ぶ
(2-1)合気道は次の言葉で表現されている。
「天地の気に合する道」「愛と和合」「和の武道」「動く座禅」「他者と争わず、自然や宇宙の法則(気)に和合することによって理想の境地を実現する」
(2-2) 稽古から実感する合気道は、「左右表裏」の技構成、1稽古で200回程の受け身、から得る身体的と精神的両面からの安定感である。余談だがブラジルで空手最高師範の義兄が「合気道の稽古は見ていて身の毛がよだつ」と言っていた。何故か?と問うと「あんなに何度も転び、起き上がるのは他の武道ではとても出来ない」。義兄に合気道のもう1面を教えてもらった気持ちであった。
(2-3)ご指導いただいている先生方からは「円転の理」「脱力」を教えていただき、「未だ力が入っている!」とご注意を受けている。非力だから逆に力が入ってしまうのかと自省し、努めていく。

3.「三つの正しさ」
子供達には、次の「三つの正しさ」を伝えたい。
①礼儀を正しく:道場では勿論、外で会った時も、目を見て、大きな声でお互いに
②姿勢を正しく:正座、背筋じ、呼吸、立ち座り、敷居は踏まない、道場の壁にもたれない
③技を正しく:怪我をしない・させない、正しい構え、正しい取りと受け、強く速くでなく正しい技を

4.参段を目指して
お叱りを受けることを覚悟で申し上げると、合気道を始めた時から参段になりたい!と憧れていました。若い時から「3」という数字の意味と形に魅力を感じていた。
まだまだ道半ば、今や人生の目標となった参段を取得する為に、更に精進を重ねていく所存です。
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